ミクロファンドの意味は?
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ミクロファンドという言葉を最近、目や耳にするようになりました。
でもその意味を正確に説明できる人はそんなに多くはないのでしょうか。
辞書を調べても「ミクロファンド」という単語は出てきません。
ウィキペディアで検索しても、これを書いている時点ではまだ記述はありません。
オールアバウトにもありません。
「村上さんがつくったファンドが村上ファンドだから、ミクロさんがつくったファンド?」…違います。
まず、ファンドという言葉の意味を整理しましょう。
これは、「ある目的にために集められた資金や基金」というような意味です。
ですから、「村上ファンド」や「ヘッジファンド」のように、「儲けて利益を出す目的であつめた資金」もファンドと呼びますが、「人助けのために集めた基金」もファンドなのです。
ミクロファンドで使われている「ファンド」の意味は、どちらかというとそちらの意味合いが強いです。
ミクロファンド、その具体例は?
たとえば、ある人がミシンを買って洋服屋をはじめたいが資金がないとします。
そして、その話を聞いて、「そういうことだったら資金を出してもいい」という人がいるとします。
そういう、「融資してもらいたい人」と「融資してもいい」という人をむすび、普通だったら資金がまわっていかないような人や環境にも資金をまわすしくみ…。
ミクロファンドとは、どうやらそういう意味で使われているようです。
すなわち、「起業しようとする人への少額融資」です。
テレビではアフリカのトーゴ共和国での例が紹介され、そのせいでこの言葉自体がちょっとブレイクした経緯があるようです。
たとえばフィード・ザ・チルドレン日本委員会という組織がありますが、そこでも開発途上国の子供たちや家族を対象としたコミュニテーバンク、ミクロファイナンス(貸付) などの他、資金融資活動のひとつとしてミクロファンドにも取り組んでいるようです。
ミクロファンドは開発途上国でだけある仕組みではありません。
日本では、たとえばMr.Childrenの櫻井和寿さんが行っている「ap bank」…「bank band 」などの活動もそれにあたると思います。
「ap bank」とは、Mr.Childrenの櫻井和寿の他、音楽プロデューサー小林武史、そして世界の教授・坂本龍一の3人が資金を出し合ってスタートした融資銀行です。
「環境問題」を促進するために起業する人たちに融資が行われ、その運営は非営利で行われています。
マクロファンドとは?
ミクロファンドの反対語にあたるかどうか…ですが、ちなみにマクロファンドの意味も書いておきます。
マクロファンドとは、ファンドマネージャーなどの投資の専門家が、高度な経済知識や運用技術を用い、より高い利益をあげるために運用するファンドのことです。
非営利で起業家に少額融資をするミクロファンドとは、たしかに反意語かもしれません。
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